漫画に人生を救われた36歳の男

私は39歳。実家住まいで5年ほど在宅ワークで暮らしています。私は家族関係の悩みで苦しんでいました。それは両親・弟の問題に巻き込まれたからです。

両親は遺産相続問題で親戚と揉め、弟は嫁との離婚問題に揉めていました。その板挟みになった私は、実家で在宅ワークをしているため、しょっちゅう家族と顔を合わせる機会が多く、そのたびにグチを聞かされていたのです。

正直、家族全員、神経が参っていました。私自身も在宅仕事をしているとはいえ、無職状態に変わりはありません。

3年前。 私は正直、辛かったです(T_T)

それまで何の問題もなかった私の家族に降って湧いたような災難の連続。そんなに強くない母は一時、本当に精神が参っていました。 このままでは皆、共倒れしてしまう。そう思った私は、せめて自分だけでも何か人生の生きるヒントみたいなものを得なければと思い、日々、漫画やら小説やらを読んでいました。

そんな時、私はある漫画に人生を救われます。それが「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」でした。この漫画は「ジョジョの奇妙な冒険」の第五部にあたります。イタリアのギャングが主人公で、自分のボスを倒すために旅をするといった内容でした。

それまでジョジョはあまり読んだことがない私でも名前は知っていましたし、この漫画から人生訓を学んだという人も多いので、読んでみることにしたんです。

その中で最も衝撃を受けた一言がありました。

それは、作品中、アバッキオという仲間の一人がボスにやられて死んでいく場面です。ボスの正体を探るべく奮闘していたアバッキオですが、最後に自分のせいで死んだ同僚の言葉が出てきます。それは以下のようなものでした。

「わたしは結果だけを求めてはいない。(中略)大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている。向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は犯人が逃げたとしても、いつかはたどり着く 」

そう、当時の私の考えにピッタリだったんです。家族の問題解決に向かおうとする意志さえあれば、就職して昔のように働きに戻りたいという意志さえあれば、たとえ今回はダメだったとしても、いつかは結果に向かっているわけだからたどり着くんだという気持ちが湧いてきたんです。